売却の状況

売却の状況

売却件数の増加

ここ最近、所有している物件の売却を真剣に考え始めている方が増えているように思います。
背景には、新型コロナウィルス感染症が賃貸市場へ与える影響や、物価高が運営費に及ぼすコスト増など、賃貸経営の先行きへの不安が高まっていることがあるのでしょう。

コロナ以降の生活形態の変化で、東京23区内でも従来の家賃では賃貸付けが難しくなってきているエリアが出てきていたり、管理費や修繕積立金などの値上げが検討される物件も増えてきています。

価格反転への懸念

ここ5年以上にわたる〈日銀の異次元金融緩和〉などを追い風として、不動産価格は右肩上がりの上昇を続けてきましたが、こうした賃貸市場の動向やそれに伴う金融機関の融資姿勢などにより、遠くない未来での反転の可能性を感じ、〈売却〉という手段による利益確定やリスク回避、または資産の見直しを図ろうと考える方が増えてきているのかもしれません。

リヴァティの考える今後の見通し

弊社代表寺内(プロフィール)の、昨今の東京ワンルームマンションへの考え方を、ここでお伝えさせていただきます。

コロナや物価高など、マンションオーナーとして楽観視できない状況ではありますが、一定以上の立地条件で/管理状態が悪すぎず/専有部分に通常レベルの住み心地が確保されていれば、従来通り、東京ワンルームマンションは長期運用にふさわしい資産であることに変わりない、と考えています。

一方で、ここ数年のワンルームマンションの価格上昇を踏まえると、これまで所有してきた物件の整理をするには良い時期、とも捉えています。

今おすすめしたいこと

つまり、これまでマンション経営を続けてきて、賃貸で苦戦しがちな物件や、周辺環境に変化があったもの、管理状態がいまひとつな物件などは、所有者自身がよく分かっているはずですが、そういった物件を売却というかたちで無理なく整理するにはふさわしい時期かもしれません。

また、不安や不満をもっていない物件でも、ローンの減少や価格上昇などで(喜ばしいことですが)、その物件の資金効率が落ちている可能性もあり、そういったケースではいったん現金化することで体勢を整える、のも有効かもしれません。

地に足をつけた運用が大切です

今の状況は、賃貸経営を続けていく上でネガティブな要素が増えてきているとはいえ、やみくもに物件の売却に突き進むのではなく、地に足をつけて、所有している物件の整理整頓をするのにふさわしい時期だと思います。

個人投資家としての私自身も、この数年で複数戸の売却を行いましたが、物件によっては所有し続けることを決めているものもあります。

そもそもの売却への考え方、業界の裏事情を踏まえた売り方や、私自身が実践した売却手法もご案内できますので、ご興味のある方はぜひお気軽にお声掛けください!

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